ありのままの、あなたが欲しい。



亜優と久しぶりに身体を重ねた夜は、今までにないほどの虚無感に襲われた。


確かに身体は気持ち良くなるのに、頭と心はそれと全く相反していた。



俺は何故こんなことをしてるんだろう…

何のために?


女と性欲を満たすためだけに行為をしていた自分に今更そんな問い掛けをしても、答えなんて出るはずがないのに考えてしまう。



満たされない心は、もう快楽で紛らわすことが出来ないということだろうか。


俺の心に何が足りないのかも、正直よくわからないのだけれど。



とにかく今わかることは、セフレという関係は俺に必要のないものになりつつあるということ──。