ありのままの、あなたが欲しい。

武田さんはまだしも…亜優!

お前は絶対俺をからかって楽しんでるだろ!!


未だに盛り上がっている二人を横目に、俺は小さくため息をついてマグカップに口を付けた。




その日の晩、今度は俺のアパートに亜優が上がり込んでいた。


会う約束をしていなくてもこうして彼女がやってくることがあるが、俺は特に拒まない。



思えば、約束をしていない限り俺から亜優の方へ行くことはなかった。


彼氏と鉢合わせして修羅場…なんてことになりたくはないから。



亜優とのこんな関係を続けて、もう一年以上になる。


お互いのためにやめなければいけないのに、それは一体いつになることやら。