隣に居たのは、悪魔でした。



じゃなくて!!



「ここは、赤城君の席だよ!?」


「…は?」


「あんたみたいな、性悪男の席じゃない!!」



早くどけなさいよ!!




「…彩紀」



一番前の席の流星に声をかけられる。



「赤城 龍 だぞ」


「え??」



ははは…


そんなわけないじゃないですか!



「先生! 赤城 龍ですよね!」


「あぁ」



先生まで!?