~一時間半後~ 「この家、広すぎるだろ!!」 「さすが、社長の家…」 「疲れた…」 龍、流星、唯斗が口ぐちに文句を言うのなんて気にしない!! 全部の部屋、案内しましたよ!! 頑張った… 「じゃ、私戻るから」 「……待って」 …まだ、何かあるんですか?? 唯斗サン。 「…ありがと」 「そうだな…。 サンキュ」 「…ッチ」 「え…いや、大丈夫だよ! じゃ、後で!」 なんだ…良いとこあるじゃん! 龍以外。 礼を言われたのは、予想外だったけど、 凄く、嬉しかった。