「そうです!」 ポケットから出した紙切れには、 あみだくじが書かれていた。 そこには、1、2、3、4、5の数字。 どうやらこれで、部屋を決めるらしい。 …ちょっと待てよ… 「田中さん。まさかとは思うけど…私の部屋の近くの空き部屋に、すまわせるつもり?」 「はい! もちろんです!」 「嫌、絶対嫌!」 「うるせぇな…少しは黙れ」 「す、すみません…」 龍に注意された… なんだ、この男!? 冷たすぎるだろ!! そんなんだったら、いくら顔が良くてもモテないぞ!!(余計なお世話)