その翌日、俺は必死だった。


何にかって??


“真田の声を聞くこと”に。


こんなにも可愛く笑う君は、
こんなにも儚い君は、

一体どんな声で話すんだろう。


気になって気になって。
夜も眠れなくて(昨日だけだけど)


今までに、こんなにも1人の女の子の事を考えたことってない。


この気持ち、何だろう。



なんてのは嘘。
本当は気づいてた。