「ほれ、そいじゃ体育館に急ごう!」 俺は彼女にペットを預けると、背中を向けてしゃがみ込んだ。 「えっ、なに?」 「その足じゃ歩けないだろ?」 「・・・えっと、おんぶ?」 「お姫さまだっこのがいいんなら、別にそっちでもかまわないけど?」 「えっ、いや、そーゆうわけじゃなくって・・・」 「なに?」 「・・・その、えっと・・・私重いよ・・・」 伏せ目がちに赤くなってもじもじして、そんなことないって思うけど、女子には気になるもんかなぁ?