「はぁ。」

昨日、不安がさらにこみあげて寝れなかったな…

「はぁ」

「朝っぱらから2回もため息つかないでよ」

「あっ楓。おはよ」

「くらっ!何ー?どうしたのさ」

「…」

これって楓に打ち明けていいのかな?
健の印象が崩れて楓、健の前になると機嫌悪くなりそうだし…
どうしよ…。

「今まであたし、沢山話してきたけど」

「え?」

「あたし、美央に話してもいいのかわからないものも話したよ」

「…わかった」

楓なら大丈夫か…

「…印象悪くなってもしらないよ?」

「いーさ!別に大丈夫!」

「わかった」

とりあえずアタシと楓は教室に入り、席についた

「楓、落ち着いて聞いてね」

「うん」

「あのね…アタシ以外に4人女の子がいるの。」

「…ん?ちょっと待って。全く意味がわからない。なにが美央以外に女の子4人いるの?」

「あっ…えっと、彼女が…4人…」

「…え…?もしかして…」

「うん。健の…」

「え…えーー??!!」