すると、いきなり神藤優は立ち上がり...



バシッッ



鈍い音とともに、頬に痛みと口の中に血の味を感じだ。



殴られたんだと確信した俺が反撃しようとした瞬間、神藤優に胸倉をつかまれた。



そして



「お前のせいで、苦しんでる奴がいるんだぞ?それをしらねぇだと?気取ってんじゃねぇよ!!!!そんなんだから、お前に好意を持つ奴が危ない目に遭うんだろ」



そう言って教室を出て行った。