原「こっ、これは…!!」


原田は恐る恐る一口食べると、カッと目を見開いた


沖「どうですか!!不味いですか!?不味いんですか!?」


雪「総司、お前も殺して欲しいのか?」


沖田は期待に目を耀かせている


原「卵だっ」

沖「そんな事聞いていません。旨いか不味いか聞いているんです。刀の錆にしますよ?」


材料名を言い当てた原田を沖田は即座に一刀両断

雪は無言で鯉口を切る


原「ひィっ!!えと、ふ…普通!普通じょっす!!」


原田は恐怖でとっさに答えた。
あまりに焦っていたため、最後に不可解な言葉を発してしまったがそこはシカトする。


雪「あ゛?」


沖「普通…ですか。それは判断しかねますね」


雪「じゃあ、引き分けって事か」


沖「ですね」



原「(よっ、よかったぁ( ;∀;))」


原田は目に涙を浮かべ安堵した


こうして原田の命は助かったのであった。



沖雪「じゃあ、甘味だけで許してやるよ(あげます)」


原「(´;ω;`)グスッ」


めでたしめでたし。