原「雪大丈夫かな??」

沖「さぁ?不味くてもそれはそれで、貴重な雪弄りが出来ますしどっちでもいいですけど♪」


原「総司…お前腹どころか血液まで真っ黒なんじゃねぇか?」



沖田と原田が会話をしていると、土方が広間に入って来た



土「あ゛?なんだてめえ等やけに早ぇな。つーか、炊事当番だろ何してんだ」


沖「あぁ、雪が一品作ってくれるそうで。出来るのを待っているんです。……て言うか、なんて顔しているんですか?ふざけているんですか?」


原「土方さんその顔は酷いぜ…、いくら堅物キャラだからってそんな方法でイメージ改しなくても…」


二人の冷たい視線が土方の顔に集中する


土「は?何の事だ?」


原「土方さん、鏡見てみろ」


原田がどこからかサッと手鏡を出す



土「なっ、 んだこれぇぇぇ!!」


変な発音でやや上ずってしまった土方の声


それもそのはず、鏡に映った土方の顔は悲惨だった

額に肉と言う文字、鼻の下には髭、頬には可愛い花、更に眉毛は繋げて書かれてあった

つまり、落書きがしてあったのだ

そのせいで整っていた土方の顔は可哀想になってしまっている


土「あンの野郎っ……ぶった斬る!!」


その時の土方の背景には般若が見えたそうな(原田談)


もちろん土方の脳裏にはほくそ笑んだ雪の顔が浮かんでいた