「バァーカ、一緒じゃない。私もその彼女かしら?」

すっと立ち上がり、何も羽織らずにゆうに抱きついた

「莉沙は違う、莉沙はあんな尻軽とは違うよ(笑)」


優しく髪を撫でる仕草は優しさそのもの


「今だけよ?そろそろ終わりにしてよ?」


「まぁもう潮時だしね、」


じやぁまたね、
とゆうは自室を出ていった


「本気にならないでよ……ゆう」


自室の扉を見つめて呟いた






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プルプルプル…

「あれ、出ないじゃん」


ゆうは直ぐに奏にかけ直した

だけど、何度呼んでも出ない携帯