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「あれ?着信?」


ピカピカと光る着信ランプにゆうは薄くため息を出した


「……奏か…」


「なぁに?また例の彼女?」


「まぁね」


ここはゆうの部屋
響くのは2人だけの声


「しってんの?あんたの秘密?」


「しらないよ。知ってて付き合ってんの莉沙だけ」


ゆうは今いたベッドから出て支度を済ませる


「まぁ知ったら付き合わないわよね、ゆうが…セフレが沢山いるなんて」


「セフレじゃなくて…まぁ体だけの彼女ってこと」



クスクスと笑って煙草を取り出す莉沙