「きれいにしてるんですね!!雄大さん」


真理ちゃんははしゃいだようにキョロキョロしてる


「ああ…汚いのきらいなんだ、なにか飲む?」


「はい!」

「…はい」


遠慮がちに言ったのにクスクスと笑う雄大さん

私に笑ってるの…?
それとも真理ちゃんに?



雄大さんはキッチンへと向かった


リビングには2人だけになり、真理ちゃんはそっと…


「ねぇ…奏?」


やけに色っぽく話す真理ちゃん

酔ってないの?
そんな素振りもない今


「雄大さんと2人にさせて?」


「2人に?えっ…」