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車のなかでも私はむせ変えるような不意気でとまどっていた

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「わぁ雄大さんマンションなんだぁ」


30階もあるような高層マンション

ホントにここにすんでるの!?と思ってしまう


「さぁついたよ?」


真理ちゃんは嬉しそう…
私は全然…むしろはきそうなくらい


エレベーターに乗り、20階を目指す


密室じやぁないけど真理ちゃんと雄大さんが話していても…雄大さんのわらいが怖い


私に向けられていないけど…威圧感がある背中


自然と鞄をもつ手に力がはいってしまう