月日はあっとゆうまにすぎで真理ちゃんの誕生日がきた


「奏!遅いよー」


「ごめんね」


直前まで足が動かなかった
部屋のなかでどんな顔をしたらいいか悩んでた


「みんな待ってるよ?雄大さんに会える!まぢ嬉しい!」


「良かったね…」


私は会いたくない
会ってはいけない…

だから素直に喜ぶ真理ちゃんにも苦笑い


階段を降りて地下に続く道
私を待ってるみたいだった