「ん…わかった。真理ちゃんに免じてオッケー出すよ」


「えっ!?」


「やった!」


いいの!?
前なら直ぐに駄目って…


「奏?こっち来て」


ゆう君がおいでおいで、ってする


「なに?」


耳打ちで…

「浮気しちゃ駄目だよ?」

すかさず耳を手で塞いだ
だって…フゥ~なんて息を最後にかけるから


「ゆう君!?」


「あーあ、ラブラブね!こんな奏に浮気わ無理無理!!」


ゆう君と真理ちゃんは笑ってる


私はちょっと苦笑い

浮気か…


「あ…先輩お願いもうひとつ聞いてください!」


さっきより声が弾んでる真理ちゃん


「先輩あの人気のバーのオーナーさんとお友達ですよね?」


「人気のバー?」


一瞬私は固まった