頭が可笑しくなってく

「ハァハァハァ…」

走って何処に向かってるの
そんな質問無意味で

走った先は

雄大さんのBAR

カツンカツンとヒールを響かせて降りていく階段

闇へと確実に踏み込む階段を勢いよく駆け下りていく


カラン…

さっきまでとなにも変わらない風景

雄大さんはきっと…まだいる


カウンターの奥にあるドアをゆっくり開ければ…

「雄大…さん」

常備されているベッドに横になってた