病室に戻りここを出るために荷造りをした。 荷造りっていっても元々私はそんなに物を持っているわけじゃない。 私服だってドクターが去年誕生日プレゼントに買ってくれた真っ白のワンピースに黒いブーツ たったそれだけだ。 「ふぅ~こんな感じかな」 荷造りは斜めがけバック一つ分だけで終わってしまった。 見慣れた白いベッドに寝転がり目の前にも見慣れた白い天井。 この光景も今日で最後なんて本当 ___夢みたい。 明日の予定も考えずに私は眠りに落ちた。