~in生徒会室~



『ってかどういうことだよ

 そんな行事聞いてないし』


俺は面倒なことは嫌い…


だからこんな面倒なことはしない。

というかしたくない。

「どういうことってなんの事?」


優斗が、とぼけたように


可愛い顔で覗き込んでくる


『とっとぼけんな

 王子様ランキングの事だよ』


優斗はそこらの女子より顔が可愛いから

俺は少し動揺してしまう…

まぁこの顔に俺は弱いんだと思う、多分

エンジェルだし。


「あぁその事ね?

 なんていえばいいんだろう

 えーっとえー…」


考えこみ始めた。はぁ?


わかるだろ。お前らが考えたんだろうし…


「…これは俺達が考えたわけじゃない。

 毎年の行事…出たくなくても

 生徒会に入ったからには

 やらなければいけない行事だ。」


怜が本を読みながら冷静に話した…

ってはあああああああああ!?

『うぁぁぁぁぁまじかよ、えぇぇえぇえ』


「唯あんた、キャラめっちゃ

 変わっちゃってるから

 設定的にね…キャラ崩壊はやめようか」


いろいろなことを言って

葵がなだめてくれた

ってかなだめられた




落ち着いてから数秒後…




『…でっどんなことするんだ。』キリッ


「めっちゃ落ち着いた!瞬殺だ!

 ってかキリっじゃねーよww


 ちなみにあなたの質問は、

 生徒会長である

 この、要様に聞くがいいなんてなーww」


オレンジ、会長なのかよ興味ないけど