少し、ってかかなりさわやか系男子み
たいになっちゃってません?
「ん?え!?羅菜!?それに宮田さん
までいるじゃん」
しかも、
夜也もあたしたちが来ること知らなかった
みたいだし。
「どーも、夜也くんっ。
久しぶりだよねー?」
「どっ、どうも・・・。
久しぶり・・・・・・」
元気に夜也に挨拶する鈴音。
だから
しょうがなくあたしも挨拶する。
ってか全然久しぶりなんかではないし。
昨日会ったばっかりですね
本当は。
「久しぶり、宮田さんとはカフェで
会った以来?」
「うんっ」
鈴音に笑顔で夜也は話しかけたけど
あたしの方を見ると夜也はニヤっと
笑っていた。
この不敵な笑み、
あたしと鈴音にしか見えてないと思う。


