「え?う、うん・・・」
あたしが考えていたことを夜也に
ばっちり
見抜かれてしまった・・・・・・。
「それは、その会場とかに置かれてい
た作品が盗まれて飾られてるときだ。
本当の作品店から連絡が親父にあると
俺が動く」
「そんな風になってるの?」
「あぁ、それで親父が怪盗から取り返
すことだけ成功したって言って返すん
だよ。
前に羅菜の手に残してったのは
その日見つかるのが速くて本当はなにも
出来てなかったからあーやって返した」
「え!?あれあたしは警察にナイトが
盗んだものって言われたのに・・・」
知らなかった、
あたしも完全に夜也のやってることは
ただの犯罪だと思っていた。
あたしも周りの人と一緒、
ただ夜也の仕事を悪く言っていた。
格好悪い怪盗だとも思ってしまってた。
今までの気持ちを反省したいってすごく
思ったけど
あたしは・・・
夜也が捕まることがないって思えてなん
だか嬉しかった。
って、
なんで嬉しいの!?