「お前、理解度本当悪いなー」

「うるっさいなっ!!!」


いやいや、
この状況を一回で理解できる超人絶対
いないでしょ?


「しゃーねー、お前には特別全部説明
してやるよ」

「え?う、うん・・・」


やばいあたし・・・
あからさまに特別って言葉を嬉しいと
思ってしまった・・・・・・。

あたしだけ?って

思うと嬉しくなってしまう自分がいる
んだ。



「俺はね、警視総監の息子なんだよ。
まずいいか?」

「なるほど、
警視総監の息子・・・はぁ!?」


うっ、うそだぁ!!!!

警視総監の息子が
怪盗する必要なんて全然ないじゃんっ。



「おかしいっ!それはだっておかしいん
だよ!?ちょー非現実的じゃん!!」

「いや、俺の現実におかしいって言われ
ても・・・・・・」


いや、まぁ
そうかもしれないけどね?