怪盗ピエロとお仕事中*


あたしはただ、
その目立ち過ぎてる格好に驚くってか
笑うしかなかった。


「笑うなよっ」

「ごっ・・・くくっめん・・・」

「謝る気ねぇーだろ・・・」


いつみても
やっぱりすごいんだもん・・・。


「でも、本当になんでその姿なの?」

「だから、バイトすんの。俺の手伝い
して?」

「へ?」


首を傾けてあたしに聞いてくる夜也。
ちょっと・・・・・・

可愛くてキュンってしまった自分が
すっごく


悔しいよ。


でも待って、手伝いって・・・


「なんの?」

「だから、この俺。ナイト様のだけど?」

「・・・はぁー」



自分を指しながらドヤ顔でナイト様って
言ってるこいつはなんなんだ・・・

あたしはただため息がでた。