きっとこんなこと相談されても鈴音は
困るだけだから。
絶えなくてはって思うんだけどね。
「羅菜~ため息?幸せ逃げるよー?」
「え~?」
「夜也くんだーっ」
あー、
桐谷くんか・・・夜也・・・夜!?
ナイト・・・?
いやいや、違うか・・・。
「羅菜、どうしたんだよ?」
「なんでもないんだ、ごめんっ」
「「…?」」
あたしは
勢いよく立ち上がってしまった。
鈴音と桐谷くんはハテナを浮かべていた。
夜也って名前がナイトに関係あるんじゃ
ないかって思ってしまったから。
だけど、
確か夜の帝王だからナイトなんだよね。
全然違った・・・・・・。
「まぁ、あんま無理すんなよ?」


