夜也に言いたいことを
いっぱい浮かべながら

走った。


そしてたどり着いたのは1つの建物。

なにかの工場かなこれ?



「お邪魔しまーす・・・」


入っていいのか迷ったけど
夜也を見つけるためだ。



「夜也、どこ!?」


あたしはきょろきょろと
辺りを見回した。


すると後ろから・・・



「羅菜っ!」


夜也の声がする。

ナイトの姿の夜也だった。

しかも
夜也はあたしに寄って来てくれた。



「お前、なんでここにいんだよ・・・」

「よる・・・や?」




夜也はぎゅっとあたしを抱きしめて
くれた。

だけど・・・


おかしい。