怪盗という存在に気づいて、
教室の中は
とても暗い空気が漂っている。
「おはよー、あれ?みんなどうした?」
「あっ臣也くん・・・」
そんなとき教室に入ってきたのは
臣也くんだった。
臣也くんが、
教室の空気に謎を抱きながら鞄を
開けると・・・
「え?なにこの箱・・・」
そう言って手に持った。
その箱ってまさか
指輪の箱?
少し大きめだから2つくらい入って
いるのかもしれない。
「待ってくれ臣也!!
それ見してくれないか!?」
「え?おぉ・・・全然いいけど・・・」
臣也の手に持つ箱を奪い取ったその人は
ゆっくり
箱を開ける。
中にはやっぱりペアの指輪が2つ入って
いた。


