それがなんだか
あたしには予想出来なかった。
そしてあたしのある出来事によって
明は変わっていった。
「佐菜、好きな人出来たんだって?」
「うん・・・そうなんだよ笑菜!!」
あたしに好きな人が
出来たんだ。
相手はもちろん今の旦那。
羅菜のお父さん。
すべてに引かれて大好きだった。
もちろん、付き合えるだなんて思って
なかったから
ある日呼び出されて
「ずっと気になってた。俺と付き合って
くれない?」
そう言われたときは
旦那の胸でいっぱい泣きながら
「はい」って
言ったのを今でも覚えてる。
「佐菜やったねっ」
「おめでとっ」


