なにをあほなことをぬかしてるんだ
夜也は。
それならあたしは
トイレに行かないよ。
「夜也、どうしたの?今日変じゃない?」
結局ついてこようとする夜也をほっと
いてその時間はもちろん
鈴音とトイレに行った。
そして昼休み
夜也の行動がやっぱりおかしいからあた
しは夜也に聞くことにした。
「いやごめん・・・なんか迷惑かけてる
よな俺」
「いや、そーゆうわけじゃないよ?」
そうゆうわけじゃないんだけど
いっつも男子のみんなと楽しそうに
話してるし。
ましてや今日久しぶりに会ったはずなの
にあたしのそばに居てくれてるし。
理由を聞かなきゃその優しさにあたしは
気づかなかった。
「だってさ、羅菜と朝也が2人きりとかに
なったら危ない気がして・・・」
「え?」
「どうしても守りたいからさ」


