あたしが夜也に会いたくて朝早きとか
勝手にしてただけだし。



「ありがと羅菜。今度は俺隠し事なんて
しねぇ。」

「うん、そうしてね!」

「でもさ・・・」

「うん?」

「はずいことでも笑うなよっ」

「ブ八っ!」



真っ赤な顔してそんなこと気にしてる
夜也に笑っちゃうよ。


「はえーよっ」

「すいませーん」

「許さん・・・」

「へ?」


にやっと
笑ったかと思ったら夜也は・・・


―――――ちゅっ。


あたしにキスをした。



いや待ってくださいここ・・・
教室なんですけど!?




「夜也くん!?」

「どう?人前でのキスは」

「バカ野郎!!」