「でもでも、朝也さんってナイトの正体
知らないよね?」
「え?」
「この前ナイトのこと知らない話し方
だったしそのときナイトの格好してた
でしょ?」
「うっわマジだ!なんでなんだ!?」
いやまぁ、
双子なら仮面被ってても癖とかで分かる
んじゃないかな?
夜也は
テンパってそうは思えないみたいだけど。
「バレたってことはやっぱ羅菜はこれ
からも同伴さすことはできねぇよ」
「なんで!?いやだから、なにがあって
もこれからは呼んでもらいます。」
あたしの発言に困ったような顔をする
夜也。
ごめんね、でも自分がなにもせずしかも
なにも知らないなんてもう
耐えられない。
本当ならけがしたんだから
もうあんまり行ってほしくないけど・・・
これが夜也な仕事なわけで。