怪盗ピエロとお仕事中*


だけど嫌な予感だけは
してたんだ。


「夜也、
おじさんにあんな態度とるからこんなこ
とになるんだ。」

「あんな・・・こと?」



嫌だった、
なんであたしの予感が当たりそうなの?

悪い方向でなんか考えたくなかったのに。



「あんたは、夜也になんも言ってもらえ
ないそんな存在なの?」

「そんなこと・・・っ」



そんなことないって
はっきり否定したいのに。


「夜也はどこにいるの!?」

「そうだなー、どっかの病院?」

「病院!?」


病院って夜也、けがしてるの!?



「お前も普通の女のように泣いて
夜也のもとにかけよれば?」


なにそれ・・・
あたしは・・・



「泣かないから」