『もちろんOK!
やったぁ!!くそ嬉しい!!』
なんて可愛い笑顔で言われ
あたしの方がくそ嬉しいよちくしょう!
と思ってしまった。
まぁそんであたしは緊張して早く来て
しまったんだけどね。
あたしは近くのお店の窓で今日の格好を
チェックする。
昨日鈴音についてきてもらって買った
オニューの服だ。
これで、
大丈夫だよね?
「あーなんか緊張する」
なんだろうこの長距離を走る前みたいな
緊張感は。
たとえが変?
自分もなんでこれが出てきたのか全然
分からない・・・。
「あっ」
そのとき、
かなり遠くに大好きな彼の姿が見えた。
「よる――・・や?」


