あたしはただ玄関でたたずむことしか
出来なかった。



「あら、羅菜起きたと思ったらパジャマ
なの?だらしないわね~」

「羅菜、はよ」

「・・・はよ」




はよじゃない!

だらしないとかの問題じゃない!


なんで!
なんでお母さんと夜也が一緒にいるの?



「羅菜、一緒に行こうぜ?」


あっ、
そうゆうことだったの?


少しパニックだったけど
夜也のその言葉にドキドキとゆーか

嬉しい気持ちになってしまう。




「顔赤くしてる暇があるなら早く
着替えなさいな」

「わっ、分かってます!!」



すかさず一旦部屋に戻るあたし。


後ろからは2人の笑い声。


くっそー!
笑わないでよ・・・・・・。