てか、
なにが彼氏だよ。



「夜也は怒ったりしません」


そうに決まってる。

てか夜也が朝からいてくれたら
機嫌なんてそもそも悪くなんないっつの。



「お前はそんな彼氏を朝から待たせて
んだぞ?さいてーだな」


もうなんとでもおっしゃい!


「へっ!そんなんで夜也は・・・
え?待ってる?」



あたしはこのときやっと
ベットから起き上がったのだ。



「下で待ってるぞ?」


ニヤニヤしながらお兄ちゃん一階を
指さす。

そんなバナナ!?



あたしはすばやく下に駆け降りる。



-――――ドタドタドタ!!




あぁ、

そんなまさか・・・なんで目の前に
こんな光景が広がってるの・・・。