「あっこれ美味い。」
「え?本当?じゃああたしもそれにすれ
ばよかったよー」
「へへっ、俺そうゆうのセンスあるから!」
「えっ、なんだりゃっ!!」
歩き疲れて少しカフェで休憩。
でも
優貴くんはずっとしゃっべてくれていた。
一緒にいることがとても申し訳ない気持ちに
なった。
だってこんなに
気を遣わせてしまってるんだから。
だけど、優貴くんのおかげで今日は楽しめて
る気がする。
「あれ?優貴?」
「ん?」
そんなとき
誰かが優貴くんの名前を呼んだ。
友達かな?
そう思ってあたしはジュースに手を伸ばした。
「え?おぉ、夜也じゃん!!」
「ぶっ!!ごほっごほっ!」
「わぁっ大丈夫!?」
夜也!?そんなまさか・・・
「大丈夫ですか!?え・・・羅菜?」


