「よし、終わったね。
桐谷くん?どうしたの・・・?顔赤い
けど・・・」

「いや、なんでもないよ・・・」


さっきからなんだか俯いてしまった桐谷
くん。

まー、ともかく
日誌が終わったから職員室に持っていか
なきゃね。



持って行き終わったころには外は結構
暗かった。


「春って結構夕日沈むの早いねー」


窓から見える景色の中にもう夕日は
なかった。


「そうだね、もうすぐ夜だ」

「桐谷くんの時間だね」

「俺の時間・・・・・・?」



あたしの発言に桐谷くんは目を丸く
していた。

あたし、

思ったことすぐに口に出しすぎてる・・・?