怪盗ピエロとお仕事中*


当然だと思う、
なんで知らない人といきなり遊ぶんだ
ろう。

だから
低調にお断りしようとあたしは思った。



「ぶはっ!なになに?ナンパしらない?」

「かーわい♪」

「・・・えぇ?」


だけど、
彼らは諦めるんじゃなくて逆にあたしと
の距離を縮めてきた。

しかも、

1人はあたしの腕掴んでるし。


「ねぇ、ナンパだよ?されたことあるん
でしょ?」

「そうだよ、可愛いし。」

「いや、ないですけど?」


はい?
これってナンパ?

嘘だ。

現実的にあたしがナンパされるなんて
そんな

夢でしょう?


そんな夢みれないし、そう思って手を
振り払おうとしたけど、


「いっ・・・」

「おっと離さないよ?」

「は、離してください」