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翌日、もともとお休みをもらっていたから、蒼太と優華が保育園へ行っている間に、パーティーの準備をすませた。


四時半頃、蒼太と優華を迎えに行ってくれた隼人さんがやってきた。




「ママー、ただいまぁ」


「蒼太、優華、おかえり。隼人さんありがとう」


「いや、久しぶりに保育園行ったら、ちょっと緊張した」


「そうだよね。あの雰囲気は独身の男の人には辛いかもね」




我が子を迎えに行ったママ達は、いろいろ話しているうちに、いつの間にかその場に居座り、井戸端会議を始めてしまう。


きっと、イケメンな隼人さんだから、ミーハーなママさんに、声をかけられたりしたんだろうな。




「はやとー、いっしょにあそぼう」


「こらっ蒼太!呼び捨てにしちゃダメ!」




突然隼人さんを呼び捨てに呼んだ蒼太に、かなり焦ってしまう。




「はは、絢華ちゃん、いいよ。なんか、呼び捨ては友達の印なんだってさ」


「え、友達?」


「そうだよ、ママ。けいごもりくもこうへいも、ともだちはみんな“くん”とかつけないんだよ」




保育園で、そういうことを言ってるんだろうな。


でも――




「そうなんだ。でもね、蒼太。大人と子供は違うのよ」


「どうして?」