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『…はぁ』
階段裏からでた私は、さっきから気の抜けたように店が並ぶ道を何をするわけでもなく、ただぼ―― っと歩いている。
―― さすがに、言い過ぎたかな…
あのレイとかいうやつ。別に他のどアホ野郎みたいにアホそうじゃなかったのに…八つ当たりとか最悪だ私。
しかも胸ぐらまで掴むとか…後でまた集合とか言ってんのに…
『あと…1時間と20分か』
ていうかここどこなんだ…だいぶ歩いた気が―
「あっれ鳴海ちゃんじゃん!」
!!?
「こんなとこでどうしたの?あ!用事終わったの??」
「なら俺らと遊ぼーぜっ」
――しまっ……!こっちの道ゲーセンの方じゃん!?