不意に、後ろからふわりと抱きしめられる。
「由美奈ちゃん」
その声はもうニヤニヤも、クスクスもしていなくて。
甘いけれど、すごく真剣な声音。
「由美奈ちゃん」
回された腕は優しいのに、力強くキュッと抱きしめられる。
「俺には由美奈ちゃんしかいない。
由美奈ちゃんがいないと、俺は幸せになれない。
だから・・・・・・」
彼が一度言葉を区切って、息を吸う。
「だから、俺と結婚して、一生俺のそばにいてください。
俺を幸せにしてください」
私の耳元で、今日2回目のプロポーズがささやかれた。
「由美奈ちゃん」
その声はもうニヤニヤも、クスクスもしていなくて。
甘いけれど、すごく真剣な声音。
「由美奈ちゃん」
回された腕は優しいのに、力強くキュッと抱きしめられる。
「俺には由美奈ちゃんしかいない。
由美奈ちゃんがいないと、俺は幸せになれない。
だから・・・・・・」
彼が一度言葉を区切って、息を吸う。
「だから、俺と結婚して、一生俺のそばにいてください。
俺を幸せにしてください」
私の耳元で、今日2回目のプロポーズがささやかれた。


