―――も、もう!!
   何でそんなに無防備なのぉ!!




 焦れば焦るほど、胸の感触が気になって仕方がない。




 そして俺の・・・・・・、まぁ、その・・・・・・下半身に変化が。


「うわぁっ!!」

 思わず声が出てしまった。








「ど、どうしたんですか?」

 ビクッとして、俺の背中から身をはがす由美奈ちゃん。

 おかげで弾力のある膨らみから開放された。



―――ふう、やれやれ。
   こんな姿を彼女に知られたら、絶対に嫌われるぜ。




「驚かせてごめん。
 石を踏んじゃってさ、よろけそうになったんだ」


 素直な由美奈ちゃんは、俺の言葉をそのまま信じたようで。


「三山さんでもうっかり転びそうになる事があるんですねぇ」
 と、無邪気に言った。