教室に戻れば、タイミング良く先生が教室に入って来たので、そのまま席に着いて授業を受ける。 授業中ずっと、さっきの朝倉君とのやり取りが頭を支配していた。 ドキドキが全然収まらなくて、 シャーペンを持つ手が震えて、 朝倉君が美砂を好きだと思うと虚しくて… あんな事をされたら、朝倉君の事意識しちゃう。 でも、彼も美砂が好きな1人だから…… 私が今抱こうとしている感情は、迷惑なもの。 だから……こんな感情早くなくなれ……