『さっきも言った通り、俺と優はおんなじ部屋だかんな///』

おいおい、自分で言っといて照れんなよ…。
しかも、そのせいで先パイって感じしないし。そこがイイのかもだけど♪
って、何言っちゃってんの私!?

あくまでも、冷静をよそおって… 

「は~ぃ」

『あと、言うの忘れてたんだけど…』



『ベットが1つしかないんだよね、///だからと言って決して変なことは考えてないから…。』

うんうん、って い、今、変な単語が聞こえたけど空耳だよね?
“ベットが1つしかない”1つ、1つ、1つ…。

「1つッ!?!?!?」

『そう、だってココって女が少ないじゃん?だから、男同士なら1つでいいじゃんってこと。1つの経費削減だよ。』

ず、ずいぶんとすんなり言ってくれてるけど、私、女だからね?かりに男だとしても同じベットはさすがに嫌でしょ…。憩いの場に侵入者が来たのと、そう変わらないじゃん!

「せ、先パイが変なこと考えてなかったとしても、“ソレ”が起こる可能は無きにしもあらずですから…同じベットは…。」

『…こんなにカッコいい奴と一緒に寝るのがいやなんて、優…面食いじゃないんだ…。』