私は自分が パジャマだったことに 気づき、急いで 壮ちゃんから離れ、 壁に背中をついて 布団を被る。 真っ赤になって 「変態!!」と叫んでいると、 壮ちゃんは呆れたように私を見た。 「栞が早く起きないから 起こしに来たんだろ」 そう言って 部屋のドア開ける。 そして去り際に一言。 「誰がそんな色気のないパジャマ 見に来るかよ ハッ」