満月の夜に

「  あ   た   し   !?」

 そう・・。月夜の婚約者は夜美の事だったのだ!

 「だって胸に俺とおそろいのペンダント付けてんじゃん。対のペンダントは、婚約者の証だ。・・・というわけで月の世界に・・・」

 「ヤダ!  絶対に!」と

夜美に婚約の申し込みを言い終わる前に

即答で断られた。

 「ちっ」

と小さく月夜が舌打ち。かと思えば

 ニッ と笑うといきなり・・・

 「そうだよな・・・いきなりすぎるよな・・・。」
 
先ほどまでの威勢は嘘だったかのように

落ち込んで見せた。