「ちょっとずつフラッシュバック無くなっていけばいいですね。」
「うん。私の中で早く吹っ切れちゃえば良いんだろうけど中々難しい。ごめんね。」
「そんなもんですよ。無理しないでくださいね。少し眠りますか?」
「うん。おやすみ」
ベッドに寝転ぶユリの頭を撫でる。
怖い夢見ないように。
数分すればユリは落ちる。
毎回こんな感じだったりする。
無防備で可愛くて愛らしい。
そんな感情をユリに抱いてる。
トントン……柚月?
「はい??」
「入るぞー!」
「柚月!??その傷どうしたんですか??」
おでこには青タン頬に切り傷が入っていた
「もーちょいで病院送りだったは手当して〜冬馬」
苛々してた柚月が居なくなったのは
いいけどこんな時も緩いから驚く。
「は、はい。リビング降りましょうか」