ベットの上に寝転がるユリの横に腰掛けまず自分のパソコンの守りを固めた。侵入した時に特定を避けることと侵入の仕返しを避けるため。
戸籍謄本は全てPDF化して保管してあるわけだけどそれを管理している所に侵入し検索する。
相手は人間よりかなり賢いスパコンな訳だけど手強いアメリカのハッカーよりはまし。
断然マシ。アメリカの機密情報よりはマシ。断然マシ。
ってなわけでユリの戸籍謄本を自分のパソコンに移して足跡抹消して終わり
「これが妹の。こっちがユリの」
ユリにパソコンの画面を向けた
「やっぱり私死んだんだ。1人では謄本とってまで見る勇気なかったから柚月がいてくれたから見れたからありがとう」
ぐちゃぐちゃの日本語でそういったユリをまた愛おしく思った。
「ちなみに、本当に冬馬とはなにもないよ。」
「ん。わかった。もう聞かねぇ。」
ユリがこう言ってるし事実だろうな。
他にもユリに聞きたいことはいっぱいある。
アヤと言い合いしてた時の俺のこと好き発言がどこまで事実かとか
アヤとの接し方とか。
でもなんか吹っ切れた。
「仕事行く時間に起こして。ユリ。」
「ん。わかった。」
ユリの布団に入ってユリに擦り寄る。
ユリの匂い落ち着く。幸せ。