「離せっ!クソババア!私は花(ハナ)じゃねぇ!って華(ユリ)だ!」


体両サイドに両親私を両側から抱え込み
生前花(ハナ)が使っていた部屋にぶち入れられた


「花(ハナ)?そんなに華(ユリ)が恋しいの?華(ユリ)が居なくなって寂しい気持ちはわかるけど貴女がどんなに華(ユリ)に似た格好しようとも言葉遣いを真似ても華(ユリ)にはなれないし華(ユリ)は返ってこないのよ?花(ハナ)は花(ハナ)らしく生きる事を華(ユリ)も願ってるんじゃないかしら?ね?着替えましょホラッ早く」


せっせと着ていた黒スキニーとパーカーを脱がされ手際よくミニスカの小花柄ワンピを着させられる

この歳になって親に着替えさせられるとか
本当屈辱すぎ。


「可愛いぞっ花(ハナ)。出かけようか?さぁママも」


クズ親に引っ張られ玄関に向かい出かける。