◎気付いた気持ち

美奈の手が完全に止まり…カバンに手を伸ばしたその時…


「遅くなってすいませんでしたι」

「………………。」

「………………ι」

息を切らしながらパソコン室に入ってきたのは、美奈が帰ったと思っていた浩多郎でした…


「課題、終わったんですか?」

浩多郎の質問に美奈は慌ててカバンから手を離し、パソコンを指差して…

「何かね…壊れちゃったみたいなのι」

「そうだったんですか…ちょっと見せて下さい。」